松浦 愛美 Manami Matsuura

 

大阪府出身。5歳よりピアノを始める。大阪音楽大学器楽学科ピアノ専攻を優秀賞を受賞し卒業。その後ドイツのヴュルツブルク音楽大学大学院を2016年満場一致の首席で卒業。2019年Meisterklasse(国家演奏家資格課程)を最高得点の成績で終了し国家演奏家資格取得。5年の留学生活を終え2019年3月完全帰国。

 

幼少の頃より多数のコンクール上位入賞を果たす。第7回毎日こどもピアノコンクールグランプリ部門最優秀賞。第7回日本演奏家コンクール中学生部門奨励賞。第6回エレーナ・リヒテル国際コンクール第2位。第13回泉の森フレッシュコンサートに出演し、最優秀演奏者に選ばれる。翌年の泉の森フレッシュガラコンサートに出演。第4回クオリア音楽コンクール大賞受賞、翌年のクオリア・エキサイティングコンサートに出演。

 

渡独後は2017年第15回Luigi Zanuccoli国際コンクール(イタリア)、スタインウェイコンクール(ドイツ)、Euterpe国際コンクール(イタリア)にて第1位。2018年Jurica Murai国際コンクール(クロアチア)ファイナリスト及び審査員特別賞を受賞するなど多数の賞歴を持つ。またヴュルツブルク音大創立以来初、大学内で開催された全てのコンクールにて第1位を獲得する。

これまでにドイツの音楽祭「キッシンガーウィンターフェスティバル」や「モーツァルトフェスト2016」に招聘される他、世界遺産マウルブロン修道院やフランクフルト、ミュンヘン、バイロイト、オランダ、クロアチア、イタリアにてソロ、及び室内楽のリサイタルを行い好評を博す。

これまでにアリ・ラシライネン指揮・ヴュルツブルク音楽大学オーケストラ、アマービレフィルハーモニー、かぶとやま交響楽団と共演。

ヨーロッパ各地のマスタークラスに参加し、パーヴェル・ギリロフ、アルヌルフ・フォン・アルニム、グリゴリー・グルツマン、ミヒャエル・シェーファー、ヴォルフガング・マンツ、ギリアード・ミショリ等より薫陶を受ける。

これまでに松本昌敏、岡原慎也、ベルント・グレムザー、グリゴリー・グルツマン、室内楽をデニセ・ベンダに師事。

 

帰国後は関西を中心に精力的に演奏会に出演する他、FM OSAKAやラジオ関西などのラジオ番組に出演、またプライベートレッスンで後進の育成にも力をいれている。現在(株)アマービレ楽器講師、及び同フィルハーモニー専属ピアニスト。